FreeBSD 12.0 RELEASE - DNS サーバ - unbound

 
1. 概要
2. ports
3. unbound.conf 設定
4. owner 設定
5. /etc/rc.conf 設定

1. 概要

 独自ドメインを使用して、サーバを構築する場合でも、DNSキャッシュサーバの役割はさほど高くないと思っています。  自分がプロバイダでもない限りは、プロバイダから DNSキャッシュサーバは公開されますし、DNSキャッシュサーバを立てなくても FreeBSD 自身の resolv.conf に DNS キャッシュサーバのアドレスを記述しておけば、外部の DNS を探しに行くことは可能であるからです。

2. ports

 FreeBSD 10.3 RELEASE 以降、unbound は、デフォルトでインストールされており、起動スクリプトも

/etc/rc.d/local_unbound
 というものが用意されています。  しかし、将来のバージョンアップ・リビジョンアップを考慮して、ports からインストールして使用べきだと思っています。

cd /usr/ports/dns/unbound
make config
 オプションはデフォルトのままにしています。
FreeBSD 12.0 RELEASE - /usr/ports/dns/unbound make config


cd /usr/ports/dns/unbound
make
make install

3. unbound.conf 設定


/usr/local/etc/unbound/unbound.conf
 というファイルが作成されていますので、これを編集します。

server:
    interface: 127.0.0.1                  ← クライアントに提供するインターフェースのIPアドレス
                                             ここでは nsd との共存のための設定に沿っていますが
                                             単独で起動する場合は 0.0.0.0 を記述
    access-control: 192.168.0.0/24 allow  ← サーバ機能を提供することを許可する IPアドレス
 ☆☆☆重要☆☆☆  ルートゾーン KSK ロールオーバーに対応するためには下記の設定は必要です  DNSSEC を有効にしてルートゾーンのトラストアンカーを自動更新するために

         # auto-trust-anchor-file: "/usr/local/etc/unbound/root.key"
 の先頭の「#」を削除して定義を有効にします。

         auto-trust-anchor-file: "/usr/local/etc/unbound/root.key"
 初回は、/usr/local/etc/unbound/root.key が存在しないので作成します。

touch /usr/local/etc/unbound/root.key
chown unbound:unbound /usr/local/etc/unbound/root.key
 エディタで編集して次のように記述します。

. IN DS 19036 8 2 49AAC11D7B6F6446702E54A1607371607A1A41855200FD2CE1CDDE32F24E8FB5
 設定した内容は以下のコマンドでチェックします。

/usr/local/sbin/unbound-checkconf
 以下のように誤りがないことが表示されれば問題がありません。

unbound-checkconf: no errors in /usr/・・・ ← 右端にはチェックした設定ファイル名がフルパスで表示されます

4. owner 設定


/usr/local/etc/unbound/
 配下のファイルの所有者を unbound にします。

chown unbound:unbound /usr/local/etc/unbound/*

5. /etc/rc.conf 設定


/etc/rc.conf
 に下記の行を追加します。

unbound_enable="YES"
 unbound を起動します。

service unbound start
 初回は、問い合わせがあるようです。

Obtaining a trust anchor:	←	Enter
.
Starting unbound.
 直後に

/usr/local/etc/unbound/root.key
 は更新されるようです。