FreeBSD 11.3 RELEASE - 基本設定 - インストールしておきたいツール
- 1. 概要
- 2. RCS
- 3. vim
- 4. GNU ls
- 5. tree
1. 概要
以降の作業を行うにあたって、ぜひインストールしておきたい、ツールやプログラムを紹介しておきます。
インストールするには、話が前後してしまいますが、「次章」で述べている、ports か pkg が必要になりますので、それらが使用できる環境は整えておきます。
2. RCS
FreeBSD 12.0 RELEASE 以降、ports でインストールする必要がありますが、FreeBSD 11.3 では、まだデフォルトでインストールされていますので、すぐに使えます。
使用方法等については「アプリ・ツール・ユーティリティ - UNIX(FreeBSD)- バージョン管理システム RCS」をご参照ください。
3. vim
unix には標準で、vi エディタが実装されています。
基本的なエディタはクライアントマシンの別のエディタを使用するということであれば、vi で十分ではありますが、どうしても FreeBSD 側でエディタを使用する場面は多々あります。
そういうときに vim をインストールしておくと便利です。
以下でインストールします。
cd /usr/ports/editors/vim
make config
オプションがずいぶん、増えています(画像は、デフォルトの状態)。


conky を使うかもしれないので、「LUA」のチェックをいれます。
console モードで使用しますので、「CONSOLE」のチェックをいれます。
わたしは、後はデフォルトのままです。
cd /usr/ports/editors/vim
make
make install
使用方法等に関しては「UNIX(FreeBSD)- vim」の項をご参照ください。
4. GNU ls
FreeBSD Native の ls より GNU ls の色使いの方が好きなもので・・・。
以下でインストールします。
cd /usr/ports/sysutils/coreutils
make
make install
オプションはデフォルトのままにします。
インストール以降の設定については「メンテナンス・トラブルシュート - ls の表示色を変更する」をご参照ください。
5. tree
MSDOS にも同じコマンドがあります。
以下でインストールします。
cd /usr/ports/sysutils/tree
make
make install
オプションはドキュメントの有無のみですのでどちらでも構いません。
インストール以降の設定については「アプリ・ツール・ユーティリティ - UNIX(FreeBSD)- tree」をご参照ください。
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